記事の中にネタバレも入っていますので、まだ観ていない方はご注意ください！

先日、「ミュウツーの逆襲 evolution」を観てきました。
オリジナル「ミュウツーの逆襲」の公開年は1998年ということで、20年以上の歳月が経ってリメイクされました。

小学生のころに観て、とても感動したのを覚えていたので、これはぜひ観たいということで行ってきました。
私のように昔を懐かしみたい人にはおすすめです。

リメイクはすべて3Dで仕上げられていて、ポケモンの戦闘シーンの迫力がすごいので映画館で見る価値ありですね。
昔、64のポケモンスタジアムでポケモンが3Dで動いて技を出してくれるのにとても感動しましたから。

この作品、とてもテーマが重く、果たして子ども向けなのか？と疑問に思うこともありますが、最後のポケモンが涙を流すシーンは年齢関係なく感動ものだし、戦闘シーンも迫力があるので、それはそれで。

クローン人間、生物のコピーなどが倫理的に問題になっていますが、まさしくそのテーマにミュウツー自身が悩み、苦しめられるという作品になっています。
（よく考えるとこれが20年前に構想されたというのが、もはやすごい）

もしポケモンが現実世界にいたら、ロケット団のようにポケモンを使って悪いことをする人が出てくるよなーというリアルさもあります。

ミュウツーも伝説のポケモンですが、コピーして作られた、遺伝子を操作された、ポケモンというのは、あとにも先にもいないのではないでしょうか？
（私は最近のポケモンを知らないのでちょっとわかりませんが）
二番煎じ感が出るのもあるか…

初代にして、最強で恐ろしい設定ですよね。
ミュウツーの図鑑

ちなみにミュウツーは、すべてのステータスはミュウよりも高いですが、ミュウがすべての技を覚えられるのに対して、ミュウツーは覚えられる技が限られています。
なので、どちらが強いかはわからない。この設定もまたステキです。

さて、ミュウツーを生み出したフジ博士ですが、実はゲーム上にも登場していたのをさっき知りました！（全然覚えてなかった）

初代などカントー地方のポケモンやしきに住んでいたそうです。
詳細はこちら

ゲーム上の設定では、ミュウが生んだことになっていますが、映画ではミュウのまつげの化石から生まれたことになっています。

「ミュウツーの逆襲」には完全版があるそうで、そちらではフジ博士の娘の話などもあるそうです。
ミュウツーがなぜ人間に逆襲しようとしたか、フジ博士はなぜコピーポケモンを作ろうとしたのかなどの動機づけに深みをもたせるという意味では、ぜひ娘の話も追加してほしかったなぁというのもあります。
娘の話には、最後の涙のシーンの伏線などもあるようで。

でもそこまでやると、ちょっと子どもが観ても難しすぎるよなーということでバランス的にはちょうどよかったのかもしれません。

ちなみに、私はあまりミュウツーの逆襲の詳細まで覚えていませんでしたが、登場するポケモンや物語の詳細なところまで、ほぼオリジナルと同じだったようです。
これは賛否両論出そうですが、あまり詳細を覚えていなければ、気にすることもないですね。

ミュウツーすごくかっこいい…